クリスマスシーズンに彩を与えてくれるポインセチア。定番の赤以外にも様々な色の種類があって、見ているだけでテンションアップ!ウキウキしますよね。でも、せっかく準備したはいいけど、クリスマスまでもたずに枯れてしまった…なんて経験ありませんか?
私は玄関の外に出しておいて霜にやられてダメにしてしまったことがあり、今年は用意しなかったのですが、このポインセチアを少しでも長持ちさせる方法があるという情報をゲットしました。ポイントは2つ。「水やり」と「置き場所」です。
みなさんも参考にして、ポインセチアで素敵な冬を演出してくださいね。
ポインセチアを枯らさないコツ①:水やり
ポインセチアは、あまり水をやらなくてもいい植物です。ですので土が乾いてから水やりをするということがポイントになります。
目安としては葉がちょっとタラ~んとしたら水をあげるのがいいのだそう。まだピンとしているうちに水をあげてしまうと根腐りを起こしてしまう恐れがあります。水のやり過ぎには注意が必要ということですね。
土の表面が乾いていてもまだ葉が横を向いているうちは水をやらなくても大丈夫。葉が下を向いてきたらタップリと水をあげてください。またたっぷりあげたことで鉢皿に水が溜ってしまうこともあるでしょう。
しかしこのままにしておくと根腐りの原因になってしまいますので、鉢皿の水は捨てておくようにします。
さらに注意したいのが、水やりをする時間帯。これは午前中がベスト。夕方水をやってしまうと、土が湿った状態で土温が下がってしまうため、根を弱らせることにつながってしまうのだそうです。特に寒い地方にお住まいの方は気をつけてみてくださいね。
ポインセチアを枯らさないコツ②:置き場所に注意する
ポインセチアは寒さに弱い植物。クリスマスのイメージなので冬の寒さには強いと思い込んでいたんですが、違ったんですね。10℃以下になるとキビシいそうなので、室内に置いて楽しむ方がよさそうです。
またポインセチアはお日さまが大好きなので、窓辺の日がよく当たる場所を選んでおいてあげるといいようですよ。
しかしずっと窓際に置きっぱなしでいいかというとそうではなく、やはり気温が下がる夜間は窓辺も冷えますので、部屋の中の温かい場所へ移して上げると長持ちするそうです。
また、ポインセチアは乾燥すると葉が黄色くなってしまったりするので、暖房の効いた部屋に入れる場合でも、時々霧吹きなどをして葉の乾燥を防ぐのがいいそうです。
寒がりで乾燥も苦手なんて、なんだか女性に似てますね。
ポインセチアの種類
ポインセチア=赤のイメージですが、現在では品種改良され、いろいろな種類のものが楽しめるようになっています。その一部を紹介します。今年はちょっと違うものにも挑戦してみたい!なんていう人にはオススメです。
- バーガンディー/ちょっと黒みがかった赤のポインセチア。シックな感じを演出したい人向けです。
- ウインターローズ/その名の通りバラの花のようにクルクルっとした葉が特徴的なポインセチア。
- プレミアム・アイスクリスタル/美味しそうな名前だなぁなんて思ってしまったのですが、葉の外側が濃い赤で真ん中が白という2色グラデーションのポインセチア。ちょっと変わった感じで素敵です。
- ピジョンオブグランデール/黄色っぽい色からだんだんピンク色に変化するポインセチア。ピンクの淡い感じが可愛らしく、赤のポインセチアと一緒に飾っても素敵です。
- バイキングシナモン/ピンクとオレンジの中間色のポインセチアでまるで紅葉のよう。
ポインセチアを引き立たせるための簡単アレンジ
ただちょこんと鉢植えを置いておくだけでも可愛らしいポインセチアですが、他の植物と寄せ植えすることでもっと素敵になります。
まず割と丈の低い平らな鉢植えを用意します。鉢底にネット、石を入れたら園芸用の土を入れます。それからポインセチアを植えていくわけですが、このときに大切なのが、「ポインセチアはポリポットごと移す」ということです。
頻繁に水やりをする必要のないポインセチアを、ポリポットから出して他の植物と一緒にしてしまうと水のやり過ぎになってしまうため、ポリポットごと寄せ植えするのがいいのだそうです。こういう細かい所にも気を配ってあげることが大切なんですね。
他の植物はポリポットから抜いて植えます。草丈の高いものは後ろに、低いものは前に植えるのが寄せ植えの基本。ポインセチアと相性がよく冬のイメージにぴったりのカラーリーフプランツを一緒に植えたり、アイビーをちょっと鉢から垂れるくらいに植えてみたり。
またこの時期によく出回る葉牡丹やミニコニファーなんかを一緒に植えても可愛らしい寄せ植えができますよ。
ただ、ポインセチアは樹液でかぶれることもありますので、作業中に皮膚についてしまったらすぐに洗い流すようにしましょう。
「寄せ植えなんて面倒だし…」という人は、ポインセチアの鉢植えにクリスマスらしいオーナメントピックを刺したり、絵の具で金色に塗った松ぼっくりなんかをちょこんと添えると、簡単でいいかもしれませんよ。
お花へいたわりも忘れずに、自分なりの素敵なアレンジで楽しんでみてくださいね。